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定年後に再雇用された年収500万の節約生活と将来の夢と不安

現在67歳、東京都に住む男性です。娘は2人いますが1人は嫁いで家を出ており、もう1人は海外勤務のため一時的に家を離れています。

現在の年収は550万円くらいです。

以前勤めていた会社を再雇用され、細々とサラリーマン生活を送っています。預貯金の額ですが、妻の定年退職時の退職金を含めて3千万円ほどあります。


目次

再就職後の生活費の内訳と使い道

項目金額(月)備考
収入40万円手取り30万円 + 妻の年金代など
住宅ローン10万円
光熱費(水道代含む)1~2万円
通信費5千円格安スマホに変更したことによる節約
その他生活費未指定食費、交通費、衣類など
貯金未指定
旅行費用未指定たまの贅沢として妻との旅行
その他特別支出未指定特別な出費(医療費など)

現在再就職はしたものの20年前に建てた家の住宅ローンが、あと1千万強残っています。

現金があるためすべて払ってしまえばイイじゃないかと怒られるかもしれませんが、今後急に病気になったときのことを考えると預貯金がまったく無い生活は考えられず、手元に現金を残しながら生活を続けるスタイルを選んでいます。

家のローンが10万円くらい、そして水道代や光熱費やらで1~2万円くらいが出ていきます。

スマホは私と妻で1台ずつ持っていますが通信料が高いため、最近娘の影響を受けて格安スマホに替えました。それまで1万円強あった通信費が、格安スマホに替えたことで5千円くらいにまでコストカットさせることができました。

私の収入が手取り30万円くらいあり、これに妻の年金代などを加算した約40万円が家庭的な収入になります。

かなり余裕のある生活に思えますが、実際には仕事に行くためのスーツやカバン・交通費などを入れると、手元に残るお金はごくわずか。家のローンはまだ残っているため、かなり苦しい毎日を続けている…というのが実情になります。

多くは貯金に回している我が家ですが、たまの贅沢は妻との旅行になります。とはいっても贅沢はできないので、安近短の近場を選んでゆっくりする…というのがうちの夫婦のささやかな喜びです。

先日はテレビで見かけた伊豆の温泉地まで足を伸ばしてきて、温かい温泉にゆっくり浸かることができました。

決して豪華絢爛な宿というわけではありませんが、小さなおもてなしが随所にあふれている宿でとても居心地の良い思いがしました。

人生100年といわれる今の世の中、ここまで大きな事故や病気もなくやってくることができたのは、かえって有難いことだなと納得しています。

夫婦で定年後の資産を守るための貯蓄法はコレ

今妻とおこなっている貯蓄方法や節約術は、次のようなことになります。やっぱい再就職してお金が入ると言っても、これ以上の昇給は期待できないので、節約するしかないのです。

スーパーの特売日を利用する

ウチの近くのスーパーには、16時からの市というお得なセールが連日開催されています。その名のとおり夕方16時を過ぎると、総菜や野菜などが一気に安くなる夢のようなセールです。最近は仕事が休みの日には妻と買い物に出かけることが多くなりました。いつも定価で買っている品物が予想以上に安く買えたときには「お、やったぞ」とガッツポーズを出したいほど嬉しくなります。

一緒の部屋で過ごすようにする

娘2人が家にいないようになってから、自然と夫婦の距離が近くなるようになりました。それまでは個室にこもることが多かった私ですが、光熱費のことが気になって最近では積極的にリビングで仕事をするように心がけています。

一緒の部屋で家族みんなが過ごすようにすると、自然とエアコン代などの光熱費も下がるそうです。くだらないテレビを囲んで笑いあう時間も増えてきて、心の距離も縮まっているなと感じています。

財布を持たずに散歩する

暇だなと思ったときは、無料で楽しめる散歩へ。財布を持っているとつい使ってしまうので、誘惑にかられそうな時は、あえて何も持たずに外出を楽しんでいます。

定年後に夢見ていた今後の過ごし方を実現したい。

定年後の人生を自分らしく生きるために、おこなってみたい・もしくは今おこなっていることは次のようなことがあります。もちろん全部できるわけじゃないですが、少しずつお金を貯め、時間の余裕を作り以下のことを実現したいと夢見てます。

宇宙旅行に出かけてみたい

壮大すぎる夢だと娘たちにバカにされることも多いのですが、生きている間にいつかは必ず宇宙旅行に行ってみたいと思っています。実際にテレビのニュースなどを見ると、数年後には民間のロケット会社が組んだ月旅行が実施されるとのこと…。子どものころに思い描いていた夢が、少しずつ実現していくのを見ているのは、本当にワクワクするものです。

宇宙のメカニズムや成り立ちについて最近図書館で研究することが多いのですが、宇宙のことを知れば知るほど「人間って本当に小さい存在なんだな」と思えたりします。

将棋や囲碁を覚えてみたい

羽生さんに憧れて最近は、近所のカルチャー教室で将棋を習ったりしています。もっと若いころは「将棋なんてオジサンがするものだ」と小ばかにしていたのですが、将棋ほど奥深いものは無いと今では思っています。

将棋の良いところは、色々な世代の人とコミュニケーションが取れるということです。この前近くのショッピングモールで開催された将棋決定戦に参加してみたのですが、なんと相手は小学生。孫くらいの世代の子と一緒にさしができるとは、思ってもいませんでした。

将棋や囲碁は頭の体操になると聞いています。実際に将棋の駒を考えていると脳の血流が良くなり、体が自然とポカポカしてくるような気がしています。

オリンピックのボランティアをしたい

もうひとつの大きな夢はオリンピックのボランティアを請け負うことです。次に日本にオリンピックがやってくるのは、まだまだ先のことだと思っているので、このチャンスをぜひ掴んでおきたいなと思います。

みなさんはどんな夢を持ってますか?

60代の再就職は永久じゃない!生活費の不安は残る

いま考えている悩みについて書いていきたいと思います。

退職した後の生活が心配

現在私は会社の再雇用制度をつかい、一時的に働かせてもらっている状態です。今のところ収入が何とかある状態を維持しているのですが、コレがまったくゼロになってしまったとき「果たして年金だけで暮らしていけるのか」という漠然とした不安があります。

妻もそれほど病弱な方ではないため、今後妻が倒れてしまったとき、もしくは自分に何かあったときマイホームのローンを返していけるのかという問題もあります。長生きできることはとても有難いし嬉しいことなのですが、悩みも尽きないものです。

海外の娘の今後が不安

2人の娘の近況は逐一、妻から聞いています。嫁いだ娘に関しては、何とか元気にやってくれればいい…と案じているのですが問題はまだ結婚していない娘のこと。

今はまだ若いので海外で仕事をおこなえると思うのですが、そのうち気力が失われたとき果たして1人だけの生活を過ごしていけるのだろうか…と心配になります。

結婚することが全てではないと思うのですが、早く嫁いで孫の顔を見せてほしいと思うのも親の感情です。

このようなことを娘に伝えるたびに親子ケンカに発展しそうになるのですが、そろそろ親側の気持ちも理解して欲しいなと思います。

結局のところ、再雇用されたと言え、生活を贅沢にするわけにはいきません。夫婦で守りを固めつつ、100年人生を生きてゆこうと思います。

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